Aurex SY−Λ88U. 4台目修理記録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
平成16年4月25日到着 6月4日完成 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
注意 このAMPには、出力回路にプロテクトが有りません。 よって、出力にはDC漏れの危険が有ります。 メインAMPと「DC入力接続」するときは、十分に注意すること。「出来れば避けた方が良い」 詳しくはこちら参照 詳しくはこちら参照2 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況
F. 上位測定器による調整・測定 G. 修理費 118,000円 オーバーホール修理 S. TOSHIBA Aurex SY−λ88U の仕様(マニアル・カタログより) |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A. 修理前の状況 A1A. 点検中 上から見る。 修理履歴あり。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A1B. 点検中 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A2. 点検中 基盤の銅箔の厚さに圧倒 しかし半田付けは大変 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A3. 点検中 出力AMPのDC漏れの為焼けた基盤 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
A3B. 電解コンデンサー 左上=交換する1500μ 右上=交換する1000μ/100V 左下=付いていた470μ 右下=付いていた820μ/63V Aurexの名前が!! |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A4A. 取り外したλコンデンサーの容量測定結果。 但し安い測定器なので絶対値は不信用 年月は確実にコンデンサーを変化させます。 これでも、「λコンデンサー神話」は健在? |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A4B. 最小のλコンデンサーの容量測定 何回も測定しました! |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A4C. 最大のλコンデンサーの容量測定 容量が増えることはないので、絶縁不良が考えられる |
||||||||||||||||||||||||||||||||
A5. 前回の修理で、TR(トランジスター)の放熱器がネジ止めしていない、忙しいので忘れたか! 2ヶ所 ↓ ↓ |
||||||||||||||||||||||||||||||||
C. 修理状況 C1A. 修理前 AMP部 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
C1B. 修理後 AMP部 電解コンデンサー14個、λコンデンサー14個、FET(電界トランジスタ−)2個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C1B1. 修理後 AMP部出力リレー 洗浄して使用 このAMPは設計が良く、出力をアース(短絡)する方法なので、性能に影響しない |
||||||||||||||||||||||||||||||||
C1C. 修理前 AMP部裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C1D. 修理(ハンダ補正)後 AMP部裏 電解コンデンサー8個交換、不要なフラックスを取り、清掃後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C2A. 修理前 SW部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C2B. 修理後 SW部 十分な空きがあるのでRCA端子の交換が出来た | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C2B1. 修理中 メインVR Uからはカシメ構造なので、解体できないので、上向きにして接点洗浄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C2C. 修理前 SW部裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C2D. 修理(ハンダ補正)後 SW部裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C3E. SW部裏完成 普通の所の修理は、上記で終わり。 不要なフラックスを取り、清掃後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C3A. 修理前 割れたRCA端子 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C3B. 修理中 取り出したRCA端子、薄いプラスチック製! RCA端子の説明はこちら 止めネジがセンターに1個しか無い構造、これで太い4本のケーブルは支えられない! |
||||||||||||||||||||||||||||||||
C3C. 修理後 新しいテフロン絶縁RCA端子に交換、これで「GND」端子に釣り合いが取れる | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C3B. 修理後 新しいテフロン絶縁RCA端子に全部交換、20個! RCA端子の説明はこちら | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4A. 修理前 電源整流部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4B. 修理後 電源整流部 電解コンデンサー4個、λコンデンサー4個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4B−1. 修理中 電源整流部 念の為、ラッピングもハンダを流し込む | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4B−2. 修理中 電源整流部 念の為、ラッピングもハンダを流し込む | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4C. 修理前 電源部整流裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4D. 修理(ハンダ補正)後 電源部整流裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C4E. 電源部整流裏完成 普通の所の修理は、上記で終わり。 不要なフラックスを取り、清掃後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C5A. 修理前 定電圧部 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C5B. 修理後 定電圧部 大型電解こんでんさ−16個、電解コンデンサー8個、半固定VR4個、ゼナーダイオード4個交換 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C5C. 修理前 定電圧部裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C5D. 修理(ハンダ補正)後 定電圧部裏 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C5E. 定電圧部裏完成 普通の所の修理は、上記で終わり。 不要なフラックスを取り、清掃後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C6. パネル洗浄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C7A. パネル裏スポンジの交換中 ご覧の様に水分を吸い、ぼろぼろ、鉄板まで腐食 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C7B. パネル裏スポンジの交換後 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C8. 交換した部品 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C9A. 修理前 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C9B. 修理後 下から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C9C. 修理前 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
C9D. 修理後 上から見る | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E. 調整・測定 E1. 出力/歪み率測定・調整 ケースがシールドしていないので実際はもう少し良いでしょう |
||||||||||||||||||||||||||||||||
E2A. 出力=1.5V(VRは最大) 0.00?%歪み AUX入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E2B. 出力=1.5V(VRは最大) 0.00?%歪み AUX入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E3A. 出力=1.5V(VRは最大) 0.00?%歪み MM入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E3B. 出力=1.5V(VRは最大) 0.00?%歪み MM入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E4A. 出力=1.5V(VRは最大) 0.00?%歪み MC入力 1000HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E4B. 出力=1.5V(VRは最大) 0.01%歪み MC入力 400HZ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
F. 上位測定器による 調整・測定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
F1. 測定ケーブルもWBTの部品を使用する | ||||||||||||||||||||||||||||||||
F2A. 入出力特性測定(AUX入力) AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 平均で0.7V出力 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
F2B. 歪み率特性測定(AUX入力) AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
F3A. 入出力特性測定(MM入力) MM入力 入力電圧=2mV一定入力 VRはmax 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
F3B. 入出力特性測定(MC入力)=PHONO MM入力 入力電圧=0.2mV一定入力 VRは100% 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 |
||||||||||||||||||||||||||||||||
E3. 完成 24時間エージング、 左は Marantz 510M。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
E4. 完成 お互いにお尻が綺麗になったので、見せ合い! 、 下は Marantz 510M。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
S. TOSHIBA Aurex SY−Λ88U の仕様(マニアル・カタログより) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||
sy88-24-1a | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。 写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2019 Amp Repair Studio All right reserved. |