「本」の修理  
11. 酢酸ビニール系の接着剤 「ビニール糊」。 木工ボンドのたぐいと同じです。 付属のへらで塗り込みます。
   刷毛は使用後、水で簡単に洗えます。  
12. 補修し乾燥させている所です。 角の破れ掛かった所などに塗ると、皮膜になり強く成ります。
13. 頻繁に使う本は、事前に塗っておくと、文字が消えないです 
14. 酷いのは、下の様な「シャコ万力」で押さえると楽に出来ます。 無い場合重しでもOKです。
15. 背が弱いのは、凹んでしまう、「シャコ万力」で押さえて叩きだし、背にボンドを塗り、強くします。
16. 背割れした物、「シャコ万力」で押さえて叩きだし、背にボンドを塗り、強くします。
21. 修理前、背割れした物。
22. 修理後、背割れした物。 強度が不足の場合、内側からも接着する。
31. 修理前、折り込まれた物。
32. 修理後、折り込まれた物。 ペーパーナイフ等を使い折りを戻し、折り目に「ビニール糊」を塗る。
41. 修理前、表紙破れた物。
42. 修理後、表紙破れた物。 ペーパーナイフ等を使い、良く合わせる。 合わせ目に「ビニール糊」を塗る。
43. 修理前、表紙破れた物。 拡大。
44. 修理後、表紙破れた物。 拡大。
51. 修理前、表紙がよれよれ物。
52. 修理後、表紙がよれよれ物。 ペーパーナイフ等を使い折りを戻し、折り目に「ビニール糊」を塗る。
61. 修理前、昭和34年「1964年」発刊で、45年前の本、表。
62. 修理後、昭和34年「1964年」発刊で、45年前の本、表。
63. 修理前、昭和34年「1964年」発刊で、45年前の本、裏。
64. 修理後、昭和34年「1964年」発刊で、46年前の本、裏。
71. 「1960年」製、表紙にボンドを塗布し補強する。
72. 「1960年」等、表紙にボンドを塗布し、さらにビニールシートを張る。
73. 「1958年」製、表紙にボンドを塗布し補強する。
74. 「1958年」製、背のクロスにも。ボンドを塗布し補強する。
81. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック。
82. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、修理後。
83. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、背割れ。
84. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、背割れ、修理後。
85. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、内部糊が劣化。
86. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、内部糊が劣化。
87. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、表紙裏へページ増設し補強する。
88. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、表紙裏も接着する。
89. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、折れ込みがある。
8A. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、「シャコ万力」で圧迫し、折れ込み等の癖をとる。
8B. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、完成。
8C. 「1964年」製、National 真空管ハンドブック、完成。 赤い表を付けて完成。同様に修理しました、左から、
            1960東芝真空管ハンドブック
            1962東芝電子管ハンドブック
            1960ナショナル真空管ハンドブック
            1962ナショナル真空管ハンドブック
            1964ナショナル真空管ハンドブック
            1966ナショナル真空管ハンドブック
91. 1952年(昭和27年)〜1966年(昭和41年)無線と実験。
92. 「1957年(昭和32年)〜1966年(昭和41年)電波科学。
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